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 今月の『山利』推薦人

2009年7月 画僧 牧宥恵


過去の推薦人

2009年6月 真木勇人
Q1.山利を知ったのはいつ頃ですか?(山利歴)
8年位前だと思います。

Q2.山利の画を描くきっかけは?
六代目の友人が紹介してくれたので(友人は六代目の高校の同級生、いわゆる遊び人(笑))本格的に山利さんと付き合い始めたのは、現在使われているパッケージ、熨斗、のれんなどの絵を頼まれてからですね。 かれこれ五、六年前(1996年頃)からのお付き合いです。きっかけは、小生の描く三昧画と仏画師としてのキャラにめづらしさも手伝っての事ではないでしょうか・・・・・。

Q3.山利の画を描くとき、気を配る所やイメージなどはありますか?
しらすは、はっきり言って絵にしづらい、かなり無理な注文だと思います(笑)。だけど、今までのしらす加工所のイメージを覆すような仕事に打ち込むオーナー、従業員のスマートさには、こちらも勉強になり刺激を受けてます。いずれにせよ海、海、海それが画面の中から出てくればと思いながら筆を持っております。

Q4.山利の魅力(良い所)はどのあたりに感じますか?
しらすについてなら、海から上がった素朴なしらすに比類のない味を出す魅力。それをお客様に最高最善の方法で提供する姿勢は見事の一言。

Q5.山利のしらすの自分流の食べ方、もしくはいつも食べている食べ方等を教えてください。
まずは写真をご覧下さい。食事ではしらす丼とつけ麺に使ってます。特につけ麺のつゆの中にたっぷり入れたしらすは、なんとも言えません。 酒の友には、しらすおろしに醤油、ゆず数滴、これに酒は北陸の「立山(富山)」・「八海山(新潟)」・「久保田(新潟)」「菊姫(石川)」「黒龍(福井)」これらのどれでもいいからグラスに並々注いでツイっと一杯はこたえられませんね。

Q6.最後に、これから山利のしらすを食べてみようと思っている方々に一言メッセージをお願いします。
騙されたと思って是非手にして口にしてみて下さい。必ずや至福のひと時が訪れる事うけあい。 


牧 宥恵
http://www.makiu-kei.jp

牧 宥恵 画僧 1950年、富山県新湊市生まれる。 日本大学芸術学部を中退し、美学校細密画工房を経て図鑑等の細密画の世界に身を置くが、1975年、限界を感じてインドに渡る。 このインド放浪の途上、それまで無縁であった「仏教」を強く意識し独学、仏画の独習に専念する。 1977年、京都の真言宗智山派にて出家、得度、修行。 1978年、和歌山の根来寺境内に画房を構え、以降、伝統仏画と三昧画の制作にあたる。 同時に、個展、講習会、和歌山放送DJ、和歌山近鉄カルチャーセンターやNHK学園の「写仏」講師など、多彩な活動を通じ、「自ら考え、行動する」ためのニュー・ブッディズムを発信している。

牧 宥恵さん、ありがとうございました。